<< 読書疲れです… | main | リクルートスーツぅ? >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |

『夜のピクニック』を高3生に読んでほしい

夜のピクニック
夜のピクニック
恩田 陸

なんていうか、『私もこんな経験したかった』っていうのが素直な感想。
登場人物は学校全体で朝8時から翌日の朝8時まで80キロを歩きとおすっていう、学校行事『歩行祭』に参加している高校3年生たち。
その一日のことが書かれている作品。
詳しいあらすじは省くけど、読み終わったとき、私自身も彼らと一緒に一晩歩きとおしたような、そんな気分になった。
登場人物はみんな青春してないようで、すごく青春してた。

なんだか、自分はこんな青春を、こんな高校生活を送れたのかなぁって思ってしまった作品だった。


高校3年生って、大人と子供の境目とか別れとかコレが最後とか、そういうことを常に意識しながら生きているものだと思う。

文化祭で『夏芙蓉』っていう舞台をやって、
「いまこの瞬間に、この仲間達と青春できている自分っていうのは、ものすごい偶然の上にたっているものなんだ」
って考えたことを思い出した。

私の高校生活はもう終わるけれど、この境目の寂しさとか、懐かしさとか、そういうものをずーっと持ち続けていたいなっておもう。

長い人生のなかでそういう気分になれるときってなかなかないはず。

でもこの物語のなかには、そんな一瞬がつまってる。

この本さえひらけば、いつになってもその気持ちを思い出すことが出来るんじゃないのかなってそう思いました。

『夏芙蓉』の舞台をしたとき、これは高3生に観て欲しいって強く思った。
それと同様に、この物語も、絶対に高3生は読むべきです。

ていうか、読んで欲しい。
そう思えた作品でした。


さすが恩田陸、だし、なるほど賞もとるだろう、だけどそんな理屈っぽいこと言えません。





名作です。
posted by: ゆいこ | | 20:27 | comments(0) | trackbacks(4) |

スポンサーサイト

posted by: スポンサードリンク | - | 20:27 | - | - |
コメント
 









トラックバック
 
http://strange-maiko.jugem.jp/trackback/65
 
2006/01/21 8:05 PM
Posted by: IN MY BOOK by ゆうき
夜のピクニック 恩田陸
夜のピクニック恩田 陸 新潮社 2004-07-31by G-Tools ★★★★☆ 私は恩田陸さんのファンですし、この作品は本屋さん大賞受賞作品でもありますし、恩田陸作品のあちこちのランキング投票でも上位ですし、面白いのはわかっていました。読むのをずっと楽しみにしてい
2006/07/06 2:37 PM
Posted by: "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
夜のピクニック 恩田陸
夜のピクニック ■やぎっちょコメント これはまた狭い世界でよくこれだけお話を作りこむなぁ、というお話です。。。「麦の海に沈む果実」では学園内という狭い世界が舞台でしたが、この本では学校行事の歩行祭が舞台となります。 高校の全学年が白いジャージを着て80
2006/09/07 2:32 PM
Posted by: ぱんどら日記
恩田陸【夜のピクニック】
夜は人の心に魔法をかける。ふだん言えないことが言えてしまう。自分の秘密を人に話したくなる。 あんまり好みのタイプではない男性なのに、夜の車の中だと、ちょっとイイ男に見えたり。(すみません。若気の至りです)
2006/09/16 9:46 PM
Posted by: 本のある生活
『夜のピクニック』恩田陸(新潮社)
「みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう。」 僕が好きな作家の一人である恩田陸は、天才だと思う。その理由は、大人が忘れ...