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有川浩を読んだ

海の底
海の底
有川 浩

奇怪だ。話の内容は、ぶっちゃけて言えば『巨大ザリガニvs人間』

こういうと、何かの特撮っぽいが、内容はそうではない。

横須賀のまちが数メートルもあるザリガニ(じゃないけど)に襲われ、海自の潜水艦『きりしお』に逃げ込んだ見習いクルーの二人と民間人の子供達の話。

また、そのなかに、政府官僚の腐敗や、機動隊と自衛隊の抗争、現場の軋轢なんかが上手いこと盛り込まれていた。
想定外の異常事態には対応が出来ない日本の姿が描き出されていたし。
警察の捜査には軍事オタクのチャットが登場するなど、現代日本を揶揄しているようだった。


ここまでの内容だと著者は男性のようだが、実は女性・主婦。

子供達や、二人のクルーの性格の描写は秀逸で、とても魅力的だった。
この話はアクションよりも内面を描くのに、力をいれていたんだな…と思う。
とくに、子供達の中で唯一の女の子である望(のぞみ)の内面の変化は良かった。

その面を考えると、確かに女流作家かも…という感じだ。
デビューは電撃大賞らしいが、ライトノベルな印象はまったくナシ。
本当に、よみごたえのある作品だった。

亡国のイージスとか戦艦大和とか、戦争ものの映画は多いが、それは軍人だけでの話。
軍隊ものに登場する子供達の成長物語があってもいいと思う。
もしかしたらこの本も映画化したら素敵かも知れない。


長さは451ページ。それでも一晩で読めた。
じつは、新聞に書評が出たりして、図書館で予約待ちが出ている代物。



是非、買ってお読みください(笑)


posted by: ゆいこ | | 14:03 | comments(0) | trackbacks(3) |

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コメント
 









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2005/10/15 11:07 AM
Posted by: 怪鳥の【ちょ〜『鈍速』飛行日誌】
『海の底』
『海の底』有川浩/著(メディアワークス刊)待ちに待った、有川浩さんの第3作『海の底』です。海自もので潜水艦もの、という先行情報を聞いていたのですが、僕の印象では・・・・・・機動隊もの。いやぁ、仕事にかける『漢』の生き様を見せてもらった感じ。結構、漢泣
2005/10/21 12:55 PM
Posted by: IN MY BOOK by ゆうき
海の底 有川浩
海の底有川 浩 メディアワークス 2005-06by G-Tools とりあえず、おもしろかった・・・。結局、ゴジラとか、ウルトラマンとか、そんな路線で。怪獣は巨大ザリガニ(の様なもの)。米軍横須賀基地で催される春の“桜祭り”の最中、突然体長1〜3メートル程の赤い甲殻
2006/01/12 5:28 PM
Posted by: 真っ赤なメガネの言うことには
海の底
海の底 著者:有川浩 出版社:メディアワークス 発売日:2005/06 価格:¥1,680 横須賀に巨大甲殻類来襲。食われる市民を救助するため機動隊が横須賀を駆ける。 孤立した潜水艦『きりしお』に逃げ込んだ少年少女の運命は?! 海の底から来た『奴ら』から、